Junichi Shimizu
Electronics Company R&D


  ・誰もいないところで始める生活
  ・将来、彼らと一緒に
  ・不思議だったなぁ
  ・会社の本棚

 

清水 惇一さん
東京都大田区
電機メーカー R&D部門

 

誰もいないところで始める生活

本、無いよね、めっちゃ捨てた。ここに引っ越す前に。
元々、そんなに多くなかったけど。
学部の時の教材系の本がめっちゃあって、30冊ぐらい。
もったいないけど、持ってくるのがしんどかったから、
すべて捨てた。

高校までは関西で、
大学に進学する時に実家から離れて、
東京で一人暮らししたいなって思ったんだよね。
結構、節目節目で環境を変えてきた人生だったから。
高校の時も知り合いがほとんどいない、
新しいとこに行って、うまくいった感があって、
誰もいないところで始める生活もいいかなって。

無事に東京の大学に来て、
でも、なんかモヤモヤしてたんだよね。
大学入ってからずっと。なんでかわかんないけど。
なんだろ、大学に入ったら、
受験勉強と違って、実社会に結びつくような勉強が、
もっとできるのかなって思ってた。
だけど意外とそうじゃなくて。
もちろんそれはそれで面白いんだけど。
大学院まで行くなら、
もうちょっとチャレンジしたいなって。
それで、学部は電気工学系だったけど、
デザイン系の大学院に行きました。

 

 

将来、彼らと一緒に

大学院はどうだったか?
ねぇ、どうだったんだろうね。
行ったことは、本当に良かったよ。
あそこより良い環境ってなかなか無いから。
けど、目に見える良い成果が出せなかったのは悔しい。
実力不足というか、、頑張ったんだけどね。
頑張るだけじゃダメなんだ。薄かったね。ちょっと。

今は電機メーカーのR&D部門にいます。
博士課程に進むか、今の会社に行くか迷って、
その時に、専門性を下地に持った状態じゃないと、
今後、戦っていけないんだろうなって思ったから、
ちゃんと一度、技術を持った会社に入って
基礎体力を付けようと。
実際に入ってみてどうか?
結構、専門性付くね。
勉強会もやってて、結構勉強してる。良い環境だよ。

将来的には研究者として食っていきたい。理想はね。
大学院の時にいろんな海外の研究者と繋がって、
同年代の人たちで、すごい人がたくさんいて、
将来、彼らと一緒に研究者になって、研究やろうぜ、
みたいなモチベーションがあるから。
頑張りたいよね。

 

 

不思議だったなぁ

これ、修士論文。
本棚に他に置くものないから、置いてる。
修士論文は英語で書いたんだよ。
これはすごかったなって思うよ。よく書いたなって。
いやぁ、地獄だったよ。
関連研究の章を書くのが一番地獄だった。
まとまらないんだよね。

本、昔は全く読まなかったね。
専門書とかは読むようになったけど、
今も小説とか漫画は読まない。
活字が苦手な子でね。国語が圧倒的に苦手で。
小2、3のときには既に理系に進もうって思ってたよ。
国語の試験問題が未だに納得いかないんだよね。
皆、なんで正解できるんだろうって不思議だったなぁ。
解釈があるじゃん、人それぞれ。
俺は、こう思ってんだけどなぁって。
なんかひねくれてたんだよね。

書くのは好きだよ。
作文とか書くのはめっちゃ好き。
読むのはね、、問題にされると嫌なんだよ、
その印象が残ってるから、あんまり読まなくなった。
小説とか漫画とかも興味はあるんだよ、
ただ、読み方と選び方を知らないんだよね。

 

 

会社の本棚

最近、絵を始めようと、how to drawの本
(スコット・ロバートソンのHow to Draw 著:S.Robertson 他)を買っちゃった。
ちょっとだけね、描いてる。
この本、最初は直線とかをたくさん引かせるんだよ。
時間あるときは線を引いてる。
デザインの際にビジュアルで伝えることができると、
強みになるかなって。
普段、考えてることを描き留めることが大事だって、
最近思うようになって、描く習慣をつけてるね。

会社に持っていって、置いてある本が、
この本棚の3倍ぐらいある。
デスクの上に本を並べる場所があって、
入社したてだし、こんなジャンルに興味がありますと、
セルフブランディングって感じで本を置いてる。
並んでる本で、なんとなくどういう人か分かるからね。

他の人の本の並びを見て気になる人?
あ、居たよ。
大学院の時の先生の本
(デザイン思考の道具箱 著:奥出直人)
を持ってる人がいてね。
思わず話しかけたよ、知ってるんですか?って。

 

 

Pick up Book

“生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来 “

著:A.Clark 訳:呉羽 真/久木田 水生/西尾 香苗

思い出の本ってあんまりないけど、
これだけは覚えてる。
大学院に入って稲見(昌彦)先生の授業があって、
その時に買って、割と衝撃を受けたね。
なんで衝撃だったかわからないけど、
衝撃を受けた記憶だけ残ってる。
哲学みたいなことを考えたことなかったから。
なるほどね、こうやって考えるんだって。