Shun Tsuzawa
BankART1929 Staff


  ・いろんな人と関われる
  ・コレクションに興味を持った
  ・一番興味があること
  ・ワンピース全巻

 

津澤 峻さん
神奈川県横浜市
BankART1929 スタッフ

 

いろんな人と関われる

BankART1929のスタッフとして働いてます。
展覧会の準備、施工とか、受付、カフェ、ショップ、
なんでもやってる。
BankARTのスクールを大学院生の時に受講していて、
その後に、
川俣正さんの展覧会が行われることになって、
そのときにバイトをしないかって誘われたんです。
その流れで、今に至ってます。

BankARTで働き始めて、
若い作家から大物の作家まで、
学生時代の比じゃないくらい、
いろんな人と関わるようになりました。
企画展だけでなく、企業や卒展とかのオファーを受けて
行う展示もあるので、
常にいろんな人との出会いがあります。
面白いですよ。

 

 

コレクションに興味を持った

大学時代は絵を描いてました。
既存のイメージを使ったりとか、
二次創作の表現に興味をもってました。
二次創作は、オリジナルにはない新しい展開や、
可能性を見せつつも、
元の作品をリスペクトしている感じが好きで、
オリジナルをファンたちがそれぞれ展開して、
上書き保存ではなく、
数珠つながりに広がっていく感じが好きですね。

そのような世界に触れるうちに、
漫画やアニメだと原作に出会えるけど、
美術作品はなかなかオリジナルに出会えないな、
と思うようになって、
美術作品の保存やアーカイブといった、
作品を作るプレイヤーではなくて、
それを支える方に興味がシフトしていきました。

アーカイブといえば、
最近、面白いなって思ったのは、
上司に教えてもらったんだけど、
アメリカの大統領は辞めた後、
絶対にやらなきゃいけない仕事があるんですよ。
知ってます?
実は図書館を作んなきゃいけない。
自分が大統領に在任していた時の資料とか、
集めたものとか、自分が書いたもの、
全てをまとめた図書館を作んなきゃいけない。
それが法律で決まってて。
オバマ前大統領とか、
今、何百億円もかけて作ってるらしいんだけど。
すごいですよね、アメリカでは。
日本の総理大臣は絶対そんなことしないよね。

 

 

一番興味があること

アメリカだとディアビーコン、
ドイツだとハンブルガー・バーンホフみたいに、
いつ行っても現代美術のマスターピースに
出会える美術館ってのが世界にはあるんですけど、
日本は、特に関東圏に
そういう美術館が無いのは寂しい。
日本の美術館は、企画展がメインって感じで、
いつ行ってもあの作品が観られるという場所が少ない。
コレクションも模様替えで観られない時もあるし。
学生時代、観たい企画展がいっぱいあって、
会期が終わっちゃうって駆け足で観ちゃう感じが嫌で。
そういう観方より、常設で常に作品を展示していて、
いつでも行けて、色んな観方や味わい方をしてみたい。
だから関東圏で、
いつ行っても現代美術作品を観られる場所が、
あったらいいな。作りたいなと。
そういうことに一番興味があります。

現代美術って”もの”じゃない作品も多いけど、
音楽の楽譜みたいな保存、使われ方で、
いつまでも愛されつつ、展開されつつ、残る、
ような保存やアーカイブができたらいいな、
と漠然と思っています。

 

 

ワンピース全巻

ここにある本は、ほとんど大学の時からのものです。
そのまま持ってきました。
これ、本棚は自分で作ったんです。
横浜に来てから作った。
全部バラバラにできるように、ユニットにして、
棚を作ると引っ越す時大変だから。

ワンピース(作:尾田栄一郎)は全巻そろえてる。
そこまでこだわりはないけど。
ただ集めてるから、今も買ってる感じですね。
読んではいますよ。トイレとかお風呂に入る時。
そう、お風呂でも読む。
え、お風呂で本読まない?
帯ね、全部とってあるんです。
帯は絶対捨てたくない。
帯、大事じゃない?
捨てようがなくない?捨てられないんだよね。

忙しくて、本、読んでないんです、最近。
電車の中が一番読めてた。
学生でバイトしてる時とか読んでた、
つくばから横浜だと2時間ぐらい。
電車で本読むの好きだった。
で、たまに電車乗り過ごすんだよね。

 

 

Pick up Book

“キュウリの旅”

作:しまぶくみちひろ

現代美術が好きになるきっかけが、
島袋さんの展示を観てから。
この本は、電車だと2時間ぐらいで通過できる川を、
2週間かけて旅するってプロジェクトを、
最終的に絵本って形にしてるんだけど、
同じ距離でも、
ゆっくりじゃないとわからない経験がある、っていう
一休さんみたいなとんちとユーモアのある
島袋さんの考え方が好きです。
絵本ってのもいいよね。