Daiki Ikeda
Film director & Photographer


  ・青春とはかけ離れた映画づくり
  ・今でもあれが自分の中で最高の映画
  ・波乱なキャリアへの憧れ
  ・映画と科学と数学と

 

池田 大輝さん
神奈川県大和市
フィルムディレクター/フォトグラファー

 

青春とはかけ離れた映画づくり

映画同好会とか映画部みたいなのが、
自分が高校に入った頃はなかったんですよ。
高2ぐらいの時に友達と一緒に映画同好会を作って、
映画を作るサークルをやろうということで
同好会を作る前から一緒にやっていた3人で、
主導して作りました。

ぜんぜん、青春とはかけ離れたものですよ。
映画を作ること自体は青春とは無縁というか、、
なんというか、一発で意見が決まることもなく、、
スポーツだと、何かしらポジションなり役割があって、
協力してやるって感じなんですけど、
映画だとそうもいかないというか。
みんながみんな、撮れるとか演技ができるとか、
パソコンができるというわけでは無いので、
結構、そこは頑張んないといけなかったり。

高2の時に、30分ぐらいのコメディ映画を作って、
それは映画甲子園っていう大会で、
何個か賞をいただいたりしました。
優勝できなかったのが、すごく悔しかったですが。

 

 

今でもあれが自分の中で最高の映画

SFとかアクション系の映画が好きでしたね。
あんまり映画を映画館に見に行くとか、
そういう家庭ではなかったので、
本当にテレビでやってるのを見るぐらい。
金曜ロードショーでSFアクションものがあったら
喜んで見るとか、そういうのでしたね。
今、思えば近所にTSUTAYAとかもあったので、
当時からもっと映画を見ておけば、
もうちょっと変わっただろうな、と思ったりします。

好きだった映画?
ああ、もう“ターミネーター2”ですね。
たぶん小さい時からずっと見てたんですけど。
今でもあれが自分の中で最高の映画ですね。
何か迷うとあそこに立ち返るみたいな。

 

 

波乱なキャリアへの憧れ

大学では一応生物系の研究をしてました。
別に生物をやりたいわけでは全くなかったんですけど。
受験の都合でそこしかなくて。
映像制作とかの学校に行くことも、
考えなかったわけではないんです、
けど、そういう選択は後からでもできるよ、
というような説得を高校の時に受けて。

まあ、でも、どうなんでしょう。
そこについては今も思うところはあるんですけど、
さっき言った“ターミネーター2”の
ジェームズ・キャメロン監督は、
海洋生物学とか物理学を大学で学んでて、
専門のところで学んでないんですよ。
他にも好きな監督で、新海誠監督がいるんですけど、
新海監督も元々はゲーム会社で働いてたんですよね。
大学も文学部だったと思うんですが。

結構、自分が尊敬する人が王道じゃなくて、
波乱なキャリアを歩んでいて、
そういうところに憧れている節があるんですよね。
これは個人的な考えですけど、映画って、
どういう考えを持って、どういうものを映したいのか、
が一番大事だと思うんですね。
映画の技術として学ばなければならないことは、
きっとあるんだろうけど、
それ以外になにか自分にしかできない経験とか学習
をしておいた方が後々、ためになるのかなって。

 

 

映画と科学と数学と

これ(“数学ガール” 著:結城浩)は、
全シリーズ買いましたね。がっつり数学の本。
小説チックなんですけど、
その中で高校生の登場人物たちが、
いろいろと勉強していくという話ですね。
これは大学の3年ぐらいに初めて読んだんですけど、
高校の時に読んでいたかった本ですね。
一歩進んだ視点でいろいろとみせてくれて、
あ、これってこういうことだったんだって、
わかりやすく書いてあるので、
高校生に、ぜひ読ませたいですね。
数学に興味ありますか?
あったら是非読んでみてください。

数学と映画?
うーんどうですかね、
話の題材としては結構好きですね、
宇宙物理学が好きなんで。
それこそ今、作っている作品は、
宇宙にあるもう一つの天体を舞台にした話だったり、
前に作った作品もAIをテーマにしたものでした。
一応、生物学もやってきたので、
生物と機械の境界みたいな話には興味がありますね。

 

Pick up Book

“映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術”

著:Syd Field

ちょうど今、制作してる映画があるんですけど、
それのために買いました。
脚本を書くのがすごく苦手で。
高校の時から一緒にやってたやつがいるんですけど、
今まで彼がずっと脚本を書いてたんですよ。
だけど、彼は大学院の研究の方に熱を注いでて、
そっちが忙しいみたいで、
あんまり協力してくれなくて、
しょうがないから自分で書けるようにならんとなって。

この本はキャメロン監督もかつて読んだ
っていう話を聞いてこれにしたんですよ。
脚本の本って色々あるんですけど、
あ、これしかないと思って、これにしましたね。

 

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