Mamoru Watanabe
Media Designer & Artist


  ・あえて、分けない
  ・考えなきゃいけないタイミングが来た
  ・恩師の先生に出会うことができて
  ・旅行とレコード

 

渡辺 護さん
東京都渋谷区
メディアデザイナー/アーティスト

 

あえて、分けない

本が部屋の各所に点在してるんだよね。
本棚ごとに分けたりとかをやってない。
なんか、あえてやってないかも。
本って、自分が創作していくときの
アイディアとかインスピレーションにつながるから、
その本を取ろうとしたときに、
違うものが目に入ったりとか、
そういう経験が割と今まであって、
もともと意識しないでやってたけど、
そういう変な効果みたいなのがあるなって思って、
あえてバラけさせるように組んでる。
雑誌とかは、ある程度まとまっちゃうんだけどね。
でも、分野とかは分けないようにしてる。

学部生の時にすごく雑誌を読んでて。
元々、グラフィックデザインの勉強とかをしてたから、
デザインの勉強を雑誌を通してしてたってのと、
洋雑誌とかで、面白そうなアーティストとか、
デザイナーを見つけて、
そこから掘り下げていくっていうのをすごくやってた。
だから、雑誌を読むのがすごく好きなんだと思う。
情報取集もそうだし、自分が興味あるエリアから、
ちょっと離れたことも紹介していて、
知識の幅を広げるのが良いなって思ってやってた。

 

 

考えなきゃいけないタイミングが来た

高校生の時に本当に何もしたいことがなくて、
一貫校でエスカレーター式だったから、
ずっとふらふらしていて。
高校生だから、大学はどこの学部に行くのか
って話になるんだけど、特にやりたいこともないから、
成績のハードルが高くない文学部でいいかなって。
当時からたぶん本は好きだったから、
本とか読んで、4年間適当に過ごそうかなって。
なんにも考えてなかったんだよね。

でも、転機があって高校やめますと、
考えなきゃいけないタイミングが来たんだよね、
将来を。
どうしようかな、やりたいことないかなって考えて、
その時、グラフィックとかポスターとか広告が好きで、
将来そういうものを作りたいなと思ったんだよね。
それで、
グラフィックデザイナーという職があるみたいだと、
じゃあ、グラフィックデザイナーになるためには
どうしたらいいんだろうって、調べたら、
美術大学にデザイン学科というものがあると。
じゃあ、美大行こうって。

 

 

 

 

恩師の先生に出会うことができて

大学に入って、
最初の2、3ヶ月ぐらいは頑張ったんだけど、
つまんなくなっちゃって、もういいやって。
スキルを教え込まれる授業ばかりだったんだよね。
美大に来た理由ってさ、
スキルを学ぶというのも、もちろんあるんだけど、
それだけじゃなくて、
自分たちでいろいろ考えて具体化していく、
そういう創造の部分を学びたいからじゃない?
それがどこにも無いなって思って。

それで、授業を真面目に受けないで、学校の外で、
色々な展示やイベントを友達と見に行ったりしてた。
見るだけじゃなくて、
自分でもVJ(ビジュアルジョッキー)をやったり、
学校の外ですごく勉強してた。

でも、大学生活の後半から、3年生ぐらいかな、
ちゃんと学校に行こうと思って。
結果的にそれがすごく良かった。
もしかしたらまだ学校で学べることもあるかもな、
って気づいたんだよね。
それから授業に出るようになった。
ITビジネスの授業とか、メディアアートとか、
映像の授業とかをとってた。
あと、4年生の時にゼミに入って、
そのゼミの先生に出会えただけで、
この大学に入って良かったって思えるぐらいの
恩師の先生に出会うことができて。
その人が、自分の興味のレンジを
ものすごく広げてくれて、
そのおかげで今の自分が立っている位置に
たどり着いたのかなって思う。

 

 

 

旅行とレコード

大学院に来て、海外の美大に留学したんだけど、
留学したのはすごくよかった。
ものの見方も、考え方も変わって、
物事の視点を世界の視点で見られるようになった。
その大学は教員も学生も感度がすごく高いから、
興味のレンジがすごく広くて、
テクノロジーもそうだしアートもそうだし、
リファレンス力がすごかったね。

最近、海外に旅行に行ったら、
その場所でレコードを買うようにしてるんだよね。
これ(“A Future Without a Past”)とかね、
グループの名前がLeaders Of The New School
っていうんだけど。
学校の歌を歌ってるんだよ。
まず一曲目が、ホームルームっていう曲で、
A面がホームルームから始まって、
B面がランチルームで、
C面がアフタースクール、
みたいな感じで、
学校の1日みたいに区分けされてる。
めちゃくちゃいいんだよ。
聞いてみる?

 

Pick up Book

“インドへ”

著:横尾 忠則

これインドの話なんだよ。
これを読むとね、ものすごくインドに行きたくなる。
インドにすごく行きたくて、今。
ずっと行きたい。
わかんないんだけど、ものすごく惹かれてて。
この前、ちょっと寄ったんだよね、
一晩だけ、トランジットで。
ダメだったね。一晩だと。

これね、吉祥寺に百年っていう古本屋があって、
そこに大学生の時にめっちゃ行ってて、
そこで、この本を見つけて、
もちろん横尾忠則を知ってたから、
横尾忠則とインドって、、と思って、
で、読んでみたら、すごくインドを魅力的に伝えてて、
インドへのおもいが強くなったね。
インドに行くなら、ガッツリ行きたいね。
1ヶ月ぐらい行きたい。
来年、行けたらいいなって。

 

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