Maco Fucuda
Artist


  ・東京に行くと伝えたら
  ・ホースの写真
  ・持ってきた3冊の本
  ・リュックひとつでいつも海岸に行きます

 

福田真子さん
埼玉県 和光市
画家

 
 

東京に行くと伝えたら

本当は東京に住みたかったんです。
だけど、家賃が高くて和光市になっちゃいました。
大学の学部と大学院の6年間を熊本で過ごして、
東京で作品を発表したかったり、
他の人の作品を見たいというのもあって、
上京して来ました。
お父さんは、私が就職すると思っていたみたいで、
東京に行くと伝えたら、ちょっと怒ってました。

今は、郵便局で仕分けのバイトをしながら、
空いた時間で絵を描いています。
郵便物の仕分けって黙々とする仕事なんで
自分に向いてるんですよね。
あとは時々、自分の作品のグッズとかを作って、
売ったりとかもやってます。
喫茶店に絵を飾るのが夢で、
飾ってくれる所を探して喫茶店を巡ったりもしてます。
小さい作品とかをどこか飾ってくれないかなぁって。

 
 

 

 
 

ホースの写真

大学院生になった時から、急に目覚めて、
小腸とか魚とかをモチーフに描き始めました。
魚とか、水気があるものとか、
グルグルとか、にょろにょろとか。
ホースの写真を撮り貯めてるんです。
スリランカで撮ったやつとか、
京都で撮ったやつとかも混じってます。

高校から美術科のある学校に通ってました。
うーん…行こうと思ったのはあまり理由がなくて、
ここ以外、他に行くところは無いなって。
当然のように、ここしかないなと思って、
受験対策のデッサンをしてました。

勉強とかがもう苦手で、
好きなことだけ、それしかできることがなかったので。
だから、ずっと絵を描いてました。
たまに絵が好きなのかな、どうなのかなって、
やめようかなって、普通に思いますよ。
居場所がなくなっちゃうから。
なんというか…
なんか、本の話じゃないですね。

 
 

 
 

持ってきた3冊の本

本は偏ってますけど、美術の本と小説の本、貝の本…
作品の参考になる資料として持ってますね。
ここにあるのは東京に来てから買った本で、
熊本から持ってきた本はほとんどないですね。
重いからいいやって。
大事なのは2、3冊持ってきましてたけど。

 

 

これがその3冊。
「アートの入り口」というアートのエッセイ集と、
画材の特集回の美術手帖と、冠婚葬祭のマナーの本。
なんで冠婚葬祭のマナーの本か?
私、親が優しいからなんでもやってもらっていて、
あまりに何も知らないんで、
生きる術を知って自立しようと思って、
大学生の時に買いました。
マナーとか知らないと恥ずかしいなって。
こういう本買わないですか?
みんな自然に身に付いていくもんなんですかね?

本は買って満足しちゃうパターンが多くて、
小説とかは結構後回しになっちゃいます。
箱入りの本が好きですね、
箱入りってなんかいいんですよね。

 

 
 

リュックひとつでいつも海岸に行きます

最近、貝を集めてるんです。
葉山とか真鶴とか、小田原に行って集めてます。
鹿児島出身なので海が恋しくなって。
もっと東北の方にも行って貝を拾いたいんですよね。
画家じゃなかったら、第二の夢が貝類学者なんです。
種類とか知らなくて、眺めるだけなんですけど、
貝で作品作ったり、なんかしたいなって。
貝にハマったのは最近ですね、
去年くらいから突如気づいて、
子供の時は興味なかったですけど、
自分で収集するのが楽しいんです。

リュックひとつでいつも海岸に行って、
帰りはリュックにパンパンに貝を詰めて帰るので、
音がすごいんですよ。
貝を拾う時は浜の端から端を、
ずーっと四時間ぐらい拾い続けるので、
腰が痛くなっちゃいます。
貝とか漂流物を拾う人を英語では、
ビーチコーマー(beachcomber)って言うらしいです。
英語で言うとかっこいいですよね、
日本語だと「貝拾い」だけど。

 
 

 
 

Pick up Book

“Rolling in the grass”

作:Anteng Tsai

アートブックフェアで買った本なんですけど、
元々、この人のことは知らなかったんですが、
ジャケ買いしました。
このサイズ感とかモチーフの魚がすごく気になって。
自分には無いシュールさとか、
こんなの描けないなって、すごいなって。
この人のこと詳しく知らなくて、
他に画集があったら、買いたいんですけど、
なかなか無いんですよね。

 
 

福田真子さんについてさらに詳しい情報はこちらから
公式サイト:FUCUDA MACO
Instagram:fucudamaco